受身な自分をいかに変えるか

2023年3月卒業 じゅんりさん(静岡県出身)

私が長岡ゼミに入ろうと決めたきっかけは、3年生で「経営組織論」の授業を履修したことでした。当時、自宅とアルバイト先の行き来が中心だった私にとって、「大学の外にどんどん飛び出して、好奇心のままに行動すればいい」という先生の言葉はとても刺激的でした。「私も世界を広げてみたい」と突き動かされ、先生が紹介してくださったイベント「丸の内サマーカレッジ(※)」に参加することに。この一歩は、私にとって大きなターニングポイントになりました。

社会課題に対して積極的にアクションをする同世代の出会いによってさらに背中を押され、私の行動範囲や自己表現も少しずつ変わっていきました。その変化の過程については、「受身な自分をいかに変えるか」というテーマでまとめた卒業論文に記録しました。

私は周りからどう思われるかが気になる「受身」なタイプです。そんな自分はなかなか変えられないけれど、長岡ゼミの中でいろんな“練習”の経験を踏んだことで、「時には自分の意見を主張してもいい」と勇気を出せるようになりました。「協調性だけでなく創造性も大事にしよう」という私なりの目標ができて、就職活動にもプラスに働いたと思っています。

卒業後は、コンビニ業界に就職します。「コンビニ」の店舗経営には商品開発やマネジメントなど、経営のすべてが詰まっているので働くのが楽しみです。全国転勤もある仕事ですが、新しい出会いがきっとまた自分を成長させてくれると思います。

※各地から高校生・大学生が集まり、未来の社会をテーマに対話し、アイディアを生み出すイベント(2022年度は60名が参加)。主催は三菱地所とエコッツェリア協会。