「あ、このごろ、越境してない。」 先々週のゼミでアクティブに越境しているまわりのゼミ生を見て、そう感じた。最近は手詰まりのプロジェクトを抱えて、家にこもりがちだった。 なにか、肉体的にハードで、ぐるぐる頭で考える暇もないくらい新しい人に出会えて話せる、そんなゴリゴリの越境をしたい。越境へのモチベーションが高くなっていたとき、偶然Facebookで流れてきたのが、「IKEBUKURO LIVING LOOP」という南池袋公園を起点としたマルシェ/ワーショップイベントだった。これは「都市を市民のリビングへ」をコンセプトに、公園や大通りでさまざまな個人や企業が小さな屋台を出し、2日間マルシェやワー...
6月11日、日曜日の朝5時を少しまわったころ。昨日の夜にセットしたスマホのアラームに起こされる。今日は、朝6時20分発の電車に乗って、1時間半かけて神奈川県横浜市の金沢文庫まで行くことになっている。重いからだを無理やりおこして、歯を磨いて家を出た。日曜日にこんなに早起きするのは、小学校のラジオ体操ぶりのことだった。 金沢文庫で、来年夏に「シェアキッチンのある本屋(仮)」がオープンする。正式な名称はまだ未定だ。これは、私が店員として関わっている「屋台のある本屋-新城劇場-」のプロデューサーで新潟ツルハシブックス店主の西田さんと、金沢文庫で土地を持っている大家さんの平野さんが出会って始...
6月15日(水)に、NPOカタリバが行っている高校生のキャリア教育支援ボランティア、「カタリ場」に参加した。「カタリ場」は、大学生を中心としたボランティアが高校へ行き、高校生と本音で語り合う100分〜120分間の授業だ。NPOカタリバは、高校生が自らの将来について考えるきっかけを作るのを目的に、毎年300校以上の高校で「カタリ場」を行っている。 プログラム「カタリ場」では、同じボランティアスタッフでも企画ごとに役割が違う。その高校の企画をいちから作り上げる「コア」3人、企画の中で今までの自分の人生の話をする「サンプリング」担当8人ほど、そして高校生と語り合う「カタリ...
食料廃棄を考えるパーティに参加した。5月29日(日)に渋谷で行われたサルベージ・パーティだ。これは、参加者が自宅で使いきれなかった食材を持ち寄り、プロのシェフがその場で調理して1品〜5品のメニューに変身させるパーティだ。完成した料理は参加者でシェアする。開催地・渋谷のお家ギャラリーは渋谷駅から徒歩5分。キッチンの雰囲気はおしゃれでわくわくした。パーティは11時〜14時までの3時間で、終始美味しい料理と笑顔に溢れていた。 今回私がこのパーティに参加を決めたのは、パーティの趣旨とは少し違うが、忙しさのあまり蔑ろにしていた食事を見直したい、という思いからだ。大学の新学期が始まってか...