みらまち2017@あざみ野~自分でつくるみらいのまち~に参加しました!
もう1か月経ってしまいましたが、今年思い出に強く残っているイベントです。
みらまちとは、私が学生インターンをしているNPO法人bond placeが主催しているイベントで、子どもたちがみらいのまちを想像して実際にお店を出すイベントです。
お店を出す子は事前ワークショップが3回あり、1回目はレゴを使いまちにあったらいいと思うお店を表現します。2回目は事業計画を作り、3回目はプレオープンしてお客さんへの接客を練習します。私は1,2回目のワークショップ・当日に参加しました。
事前ワーク1・2回目、当日でも子どもたちの振る舞いの変化をとても感じ、客観的に人の変化を感じる、今までで感じたことのない感覚でした。1回目のワークでは、ほとんどの子がはじめましての状態の時、挨拶すらできなかった子がワークが終わるころには自分の特技をみんなの前で披露し始めたこと、2回目のワークではやりたいことが一致した子たちのお店が提携したことなど驚き感動しました。
当日は、私は森のおうちカンパニーという、松ぼっくりやドングリを使ってクリスマスの飾りや人形を販売しているさきちゃん・たけやくん兄弟でやっているお店のお手伝いをしました。その兄弟はどちらもシャイでおとなしい二人。「いらっしゃいませ」さえ言えないところからスタートしました。しかし、私が少しずつ隣で声を出してみると徐々に小さな声で言うようになっていきます。また、商品は袋に入れようと言うと、商品を入れようとするのですが、一人では上手くできません。そこでお姉ちゃんのさきちゃんが、弟のたけやくんに袋を開けておくように言ったりして少しずつ考えて指示をしているように見えました。その後も売り物は順調に売れ、二人は基本お客さんに対してはぶっきらぼうではありますが、静かに丁寧な仕事をしているのが分かりました。
上の写真はさきちゃんとたけやくん側、店員側から撮ったものです。これは商品に付いていた値札です。商品を袋に入れる際に、商品の値札を取ってから入れるようにしていたのです。さきちゃんがこのお客さんに値段が分からないようにする工夫をし始めました。普段、お店でプレゼント用に包装を頼んだ時の店員さんの行動を見ていたのでしょうか。二人のお母さんもその小さな配慮に驚いていました。
こちらは商品が壊れないようにするための注意書き。これもさきちゃんが思いついたものです。みらまちには事前ワークを経て準備した自分のお店を開く子どもと、当日ハローワークでお仕事を探して職業体験をする子どもがいます。さきちゃんとたけやくんのお店にも時間制で5,6人の子どもたちが職業体験をしました。職業体験で来てくれた子がお店の商品を整理していると、さきちゃんがササっと紙に書いて静かに注意書きを貼りに来たのです。きっと商品整理の様子を見て、商品が壊れる可能性を感じたのでしょう。声には出さないけれど自分の気持ちを上手く伝えたなあと感じました。また、危険や注意を示すマークにも目が行きます。他にも歩き回って出張販売をしたことなど、二人が自分から動いていく様子や緊張していた表情から楽しんでいる表情に変わっていく様子などを見て、自分のことのように嬉しくなりました。
私自身、みらまちに参加するまで小学校低学年の子どもと関わることがなく、初めはどう接したら良いのだろうかと、とても子どもたちの前でおどおどしていました。子どもは何を考えているのか分からないし、とてもテンションが高い子もいればとても低い子もいて、どちらに接するのも難しい!と思っていました。しかし、当日では二人の横に居て二人がどうしたいかを聞くことを主にして、自分なりの振る舞い方で場に存在していたと思います。お父さんやお母さんが言うことをやるのではなく、自分は何がしたいのかどうしたいのかを聞いてあげたいと思いました。人がやりたいと思うことを聞いて、アクションを支えることが嬉しく楽しいと感じ、自分がやりたいと思えるものを見つけたような気がしました。
次回のみらまちは!2018年3月27日(火) in 足立区!!
みらまち2017@あざみ野~自分でつくるみらいのまち~に参加しました!もう1か月経ってしまいましたが、今年思い出に強く残っているイベントです。
みらまちとは、私が学生インターンをしているNPO法人bond placeが主催しているイベントで、子どもたちがみらいのまちを想像して実際にお店を出すイベントです。お店を出す子は事前ワークショップが3回あり、1回目はレゴを使いまちにあったらいいと思うお店を表現します。2回目は事業計画を作り、3回目はプレオープンしてお客さんへの接客を練習します。私は1,2回目のワークショップ・当日に参加しました。
事前ワーク1・2回目、当日でも子どもたちの振る舞いの変化をとても感じ、客観的に人の変化を感じる、今までで感じたことのない感覚でした。1回目のワークでは、ほとんどの子がはじめましての状態の時、挨拶すらできなかった子がワークが終わるころには自分の特技をみんなの前で披露し始めたこと、2回目のワークではやりたいことが一致した子たちのお店が提携したことなど驚きがいっぱいでした。
当日は、私は森のおうちカンパニーという、松ぼっくりやドングリを使ってクリスマスの飾りや人形を販売しているさきちゃん・たけやくん兄弟でやっているお店のお手伝いをしました。その兄弟はどちらもシャイでおとなしい二人。「いらっしゃいませ」さえ言えないところからスタートしました。しかし、私が少しずつ隣で声を出してみると徐々に小さな声で言うようになっていきます。また、商品は袋に入れようと言うと、商品を入れようとするのですが、一人では上手くできません。そこでお姉ちゃんのさきちゃんが、弟のたけやくんに袋を開けておくように言ったりして少しずつ考えて指示をしているように見えました。その後も売り物は順調に売れ、二人は基本お客さんに対してはぶっきらぼうではありますが、静かに丁寧な仕事をしているのが分かりました。
上の写真はさきちゃんとたけやくん側、店員側から撮ったもの。これは商品に付いていた値札です。商品を袋に入れる際に、商品の値札を取ってから入れるようにしていたのです。さきちゃんがこのお客さんに値段が分からないようにする工夫をし始めました。普段、お店でプレゼント用に包装を頼んだ時の店員さんの行動を見ていたのでしょうか。二人のお母さんもその小さな配慮に驚いていました。
こちらは商品が壊れないようにするための注意書き。これもさきちゃんが思いついたものです。みらまちには事前ワークを経て準備した自分のお店を開く子どもと、当日ハローワークでお仕事を探して職業体験をする子どもがいます。さきちゃんとたけやくんのお店にも時間制で5,6人の子どもたちが職業体験をしました。職業体験で来てくれた子がお店の商品を整理していると、さきちゃんがササっと紙に書いて静かに注意書きを貼りに来たのです。きっと商品整理の様子を見て、商品が壊れる可能性を感じたのでしょう。声には出さないけれど自分の気持ちを上手く伝えたなあと感じました。また、危険や注意を示すマークにも目が行きます。他にも歩き回って出張販売をしたことなど、二人が自分から動いていく様子や緊張していた表情から楽しんでいる表情に変わっていく様子などを見て、自分のことのように嬉しくなりました。
私自身、みらまちに参加するまで小学校低学年の子どもと関わることがなく、初めはどう接したら良いのだろうかと、とても子どもたちの前でおどおどしていました。子どもは何を考えているのか分からないし、とてもテンションが高い子もいればとても低い子もいて、どちらに接するのも難しい!と思っていました。しかし、当日では二人の横に居て二人がどうしたいかを聞くことを主にして、自分なりの振る舞い方で場に存在していたと思います。お父さんやお母さんが言うことをやるのではなく、自分は何がしたいのかどうしたいのかを聞いてあげたいと思いました。人がやりたいと思うことを聞いて、アクションを支えることが嬉しく楽しいと感じ、自分がやりたいと思えるものを見つけたような気がしました。
次回のみらまちは!2018年3月27日(火) in 足立区!!
https://miramachi.jimdo.com/
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