MELC(長岡ゼミ)のブログ |「2016年7月」 に投稿された記事

7月16日土曜日、僕が所属する長岡研究室とNPO法人キッズドア(http://www.kidsdoor.net/index.html)の合同企画イベントが行われた。企画と言ってもカタイ催し物ではなく、中学生に大学を見学してもらうというものだ。リンク先に詳細が載っているが、キッズドアは経済的に苦しい家庭、ひとり親家庭という困難な状況に立たされている子どもたちにも公平なチャンスをつかんでもらえるようにと学習支援を行う団体で、僕も主に去年の末、今年の初めにかけてボランティアとして関わってきた。国数英理社といったオーソドックスな5科目の学習支援はもちろんのこと、大学生と中学生という立場の違いから生まれ...
5月29日に第8回モノマチに行ってきた。モノマチは2011年から徒蔵(カチクラ)エリアで行われている街をあげてのものづくりのイベントだ。徒蔵エリアとは台東区南部の御徒町から蔵前一帯のことで、このエリアは古くからものづくりの歴史を持つ。モノマチは今年で8回目。第8回モノマチは5月27日~29日までの3日間開催された。   モノマチはとても広範囲で行われているため、今回私は御徒町に焦点をあてた。最初に訪れたのはLINOKA Kukka(リノカクッカ)という北欧フラワーデザインを発信しているお店だ。予定では新御徒町駅にからすぐに台東デザイナーズビレッジに行く予定だったが、駅を出たところでワ...
6月17日、文京区にあるエンパブリック根津スタジオに行ってきた。エンパブリック根津スタジオに行くのは二回目であり、前回は若者が投票したくなる選挙について様々な業界の人とディスカッションをした。ゼミ以外で大人と真剣に意見を交換する事がとても楽しかったし、ファシリテーターのエンパブリック代表広石さんはどんな意見でも優しく受け入れてくれ話を広げてくれた。そして様々な視点からの意見は自分の価値観を広げる大きなキッカケとなり、エンパブリック根津スタジオは私にとってお気に入りの越境先となった。そんなエンパブリック根津スタジオで今回取り上げられたテーマは「日本の若者の自己効力感は本当に低いのか?」だった。自...
 6月15日(水)に、NPOカタリバが行っている高校生のキャリア教育支援ボランティア、「カタリ場」に参加した。「カタリ場」は、大学生を中心としたボランティアが高校へ行き、高校生と本音で語り合う100分〜120分間の授業だ。NPOカタリバは、高校生が自らの将来について考えるきっかけを作るのを目的に、毎年300校以上の高校で「カタリ場」を行っている。   プログラム「カタリ場」では、同じボランティアスタッフでも企画ごとに役割が違う。その高校の企画をいちから作り上げる「コア」3人、企画の中で今までの自分の人生の話をする「サンプリング」担当8人ほど、そして高校生と語り合う「カタリ...
■哲学対話とは ぼくが哲学対話を初めて参加したのは約2年前のことだった。哲学対話とはその名のとおり哲学的な問いをテーマとし行われる対話のことであり、参加者は車座になって「子どもはなぜかわいいのか?」などの問いを立て、それについて意見を述べあながら考えを深めあう。学問的な意味での哲学にはぼく個人としては正直あまり関心があるわけではない。それでも哲学対話の場において年連も職業もまるでちがう人たちが、「子どもはなぜかわいいのか?」という問いだけを共有し、それぞれの価値観を表明しながら意見を交換していくそのつながり方にはとても強く惹かれるものがあった。「子どもはなぜかわいいのか?」というその場の誰一人...
| 1  2 |

What's New

twitter