2月の中旬に京都の久多に行ってきた。京都市左京区の最北端に位置しているため2月は積雪が多く、村の人口は約80人の集落である。今回、なぜ久多に行ってきたかというと「村・留学」というプログラムに参加したからだ。「村・留学」とは全国から大学生が集まり、8泊9日間、村で一緒に暮らす。暮らしを通して現在まで残った地域・村の在り方からサスティナブルな社会を考え、学ぶプログラムだ。久多での「村・留学」の開催は3回目であり、主催者は村で農家民宿を営む奥出さんと20代で暮らしている松瀬さん。「村・留学」に参加を決めたのは地域コミュニティを肌で感じたいと思ったから。現在、地方での人口減少や高齢化の問題が大きく取り...