MELC(長岡ゼミ)のブログ

PLAYFUL FACTORY -Joint Happiness-に行ってきた。

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12月20日、東京都中央区の内田洋行で行われたgirls media Band4thの最終プロジェクト「PLAYFUL FACTORY -Joint Happiness-」に行ってきた。既に同じゼミ生の三田くんがこのときのことについてブログを書いているため、そちらも参照していただきたい。

私がgirls media Band4thと初めて出会ったのは昨年の12月。実践女子大学にて5つの大学で合同ゼミを行ったときだ。関西弁混じりの話し方をし、とても元気な姿が印象的だった。このときからgirls media Bandとは一体どのような活動をしている人たちなのだろう、と興味を持つようになった。そして今年の5月にはparty of the futureにも参加させていただいた。しかしgirls media Bandのことや、活動についてなかなか言語化できずにモヤモヤした状態でいた。そんな中、今年の12月に再び実践女子大学にて6つの大学で合同ゼミを行った。(今年は参加をする大学が一つ増えたため、6つ大学での合同ゼミとなった。)そのときにこのPLAYFUL FACTORY -Joint Hapiness-の招待状をgirls media Band4thの方からいただいた。直接招待状をいただけるのはやはり嬉しい。そのため、招待状をいただいたことをきっかけに私はこのプロジェクトに参加をすることを決めた。

きっとgirls media Bandの方々と一緒にダンスをするのかな・・・そんなことを予想しながら会場へと足を運んだ。会場に入るとまず見学許可証をいただき、girls media Bandのゼミ室が再現されている部屋へと通された。レゴブロックや紙コップ、卒論に関する資料が閉じられているファイルなどが置かれていた。この部屋の大きな白い壁にはPLAYFUL FACTORY -Joint Happiness-のプロモーションビデオが繰り返し流されており、その映像と音声から徐々にgirls media Bandの方々が作り出す雰囲気に引き込まれていったように感じる。


IMG_3536.JPGのサムネール画像
▲入り口でいただいた見学許可証と、事前にいただいた招待状

プロジェクトの開始時間になると、私たちは上の階の部屋へと案内された。上の階の部屋へ移動をすると、私たちは用意されていた椅子に座ったが、数分経つとテレビゲームの最初に表示される注意事項の場面を連想させるような映像が目の前のスクリーンに映され、椅子を後ろに移動させるよう指示をされた。どうやら私たちはゲームのプレイヤーとしてこの場に参加しているようだ、ということがここでわかった椅子を後ろに移動させ、ゲームのプレイヤーとなった私たちは最初に、音楽が流れている間はスキップをするように指示をされた。続いて音楽が止まったら近くにいる人とペアになり、相手の見学許可証に貼られているシールを相手の顔の部分で素敵だな、と思ったところに貼ってください、と指示をされた。このとき相手に褒められているのにも関わらず、嬉しさより恥ずかしさの方が勝った瞬間だった。しかし全くの他人であった相手と少し距離が縮まったようにも感じた。

続いてシーンは変わり、カップスという紙コップを使ったワークを行った。元々カップスのことは知っていたが、改めてワークを行ってみると意外と難しかったように感じる。しかしとにかく手を動かして、最終的には他の参加者の人たちと一緒になってうまくワークを行うことができたと思う。再びシーンは変わり、私たちはインプロゲームを行うことになった。4人組になり、その4人で即興で物語をつくる、という内容であった。インプロといえばとにかくアウプットが求められる上に、おもしろさや質の高さも求められるワークだと思っている。そう考えると自然ととても集中している自分がいた。考えながら言葉を発する、言葉を発しながら考える。そんなことを同時に行いながら且つ物語としての質も求める、という難易度の高いインプロはとてもやりがいがあった。そしてプロジェクトの最後に、今まで行ってきたワークの振り返りを行った。4人一組になり、模造紙を囲みながら各グループで一つのワークの振り返りを行った。目の前の模造紙とマジックペンを使用して、各々が思ったことをできるだけ書き出していくことを重要視しながら、振り返りを行った。このとき私はマイクを渡され、どのような振り返りを自分たちのグループで行ったのかを全体共有させていただいた。様々な意見がグループ内で出た中で、もう一度目の前の模造紙に書かれている文字を見ながら自分なりにどのような議論をしたのかを整理し、全体共有することを心がけた。結果、インプロではどのような学びがあったのかを自分の中で腑に落ちた状態にすることができたと思う。プロジェクトの全てが終わったあと、再びゼミ室が再現されている部屋へと移動した参加者たち。ここでは参加者たちやgirls media Bandの方々とこの日のプロジェクトの振り返りも兼ねて話をしたり、上田先生とgirls meda Band4thの方からこのプロジェクトについてと、FACTORYの意味についてのお話を聞く時間となった。

この日ようやくgirls media Bandに対して抱いていたモヤモヤが晴れたような気がした。実際にとにかくアウトプットを出し続けて、アウトプットの過程に学びを見出そうとするgirl media Bandの方々の姿勢がとても重要である、ということに気づけた日であったからだ。頭でわかっているつもりにする、与えられた知識をインプットする、ということは容易にできるかもしれない。しかし日々の学びや出来事を、まだ自分の中で明白になっていない事柄をも見える化し、アウトプットをすることこそ自分にとっての本物の学びになるのではないか、と思った。頭でわかったつもりにせず、アウトプットをし続けることこそ自分にとっての本物の学びを得られるのだ、ということをgirls media Bandの方々の姿から感じ取ることができた一日であった。

カテゴリー: モトトモ

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