MELC(長岡ゼミ)のブログ

「試す」の場から生まれるモノ:「プチタマトーーク」

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三連休の真ん中の日に多摩で「試す」がテーマの場に訪れてきました。場の名前は「プチタマトーーク」であり、未来を考える「タマトーーク」のスピンオフのイベントです。主催者である小笠原さんと真鍋さんが多摩という地域で様々な人とネートワークをつなげて協働できる関係を築くために始めようとしたのがきっかけです。今回、参加した「プチタマトーーク」のテーマが「試す」でした。参加者は多摩の地域に住んでいる方だけでなく、多摩以外からお越しになっている方が多くいました。
「プチタマトーーク」が始まると、簡単な自己紹介とアイスブレイクで参加者と打ち解けたのち、今回のテーマである「試す」で参加者がそれぞれ試したいことやテーマじゃにけれど参加者と対話したいことなどを紙に書き発表しました。参加者だけでなく主催者もそれぞれ試したいことについてあげたのち、時間ごとに区切って3つずつそれぞれあげた内容について対話をしました。
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(小笠原さんの「試す」に参加)

今回、自分が対話の内容として選んだのが手紙についてです。なぜ、手紙なのかと言いますと越境活動を通じて、今の社会でフィジカル(今回は手紙で)で何かを伝えることに対してSNSなどの広がりにより機会が減ってきたと感じているからです。また手紙のおもしろさも感じたこともあり、肩書きや年齢が様々な参加者と新しい手紙や手紙のプロジェクトについて対話しながら試したいと考え、対話の内容として選びました。実際に対話を行って感じたのがやはり手紙の書くことが少なくなったという意見でした。しかし、同時に手紙でもらうことへの「温かみ」や「思い」などのSNSでは受け取ることができない情報があり手紙は良いという意見も上がりました。この手紙だからこそ伝わるのは「体感」という自分の中でのキーワードに置き換えられると感じました。また、対話した参加者ととも新しい手紙について話が進み、実際に試すことへつながりました。紙という媒体だけでなく、違ったモノへのメッセージや手紙の蓄積から新たなものに生み出すという考えが広がりました。FullSizeRender 4.jpg

(手紙での対話の一部の内容、視野が広がっていきました。)

今回の「プチタマトーーク」において「試す」という場があることは自分の学びの場にとしてより良いものと感じます。様々な地域で「試す」という場のカフェや施設が増えている中で、その場でプロトタイプを作るためのツールだけが置かれています。ただ、充実したツールよりも対話できる場が何よりも重要であり良い気づきが生まれると感じました。また「プチタマトーーク」に参加して、それぞれテーマやコンテンツを持ち込んでくる参加者に次のアクションに後押しする要素もあります。参加して気づいたことは自分が試したいのプロトタイプが生み出せる場と同時に新たな気づきが生まれる対話の場が揃って新たなモノやコトが生まれていくることでした。この後の自分が実際に「手紙」について手を動かしてプロトタイプつくりだしていくことながっていきます。

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カテゴリー: テンパる 越境レポート

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