MELC(長岡ゼミ)のブログ

味覚を視覚化する。~コーヒーの味を他人と比較・共有した~

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8/23にHELLO GARDENでは実験的ピクニックが行われた。今回で私の参加は2回目となった。(前回の参加についてのブログはコチラ!!⇔ HELLO GARDENの実験的ピクニックに行ってきた。いつもはお昼頃から夕方にかけておこなっているが、今回は夏の暑さを配慮して夕方から夜の涼しい時間に行われた。私がHELLO GARDENに着いたときは日も暮れ始め、間接照明が灯っていた。


今回の実験的ピクニックはいつもとは違い、コーヒーの屋台を出していた。私は5つのコーヒーの利き比べセットを頼んだ。私は日頃からコーヒーを飲む習慣があるわけではないので、コーヒーの違いが分かるかわからなかったが興味で頼んだ。「酸っぱい⇔苦い」の横軸と「あっさり⇔こってり」の縦軸がかかれた紙皿と5つのコーヒーが渡された。5つのコーヒーは紙コップで渡され、紫、ピンク、黄色、オレンジ、黄緑のポストイットで見分けがつくようになっていた。1つずつ飲んで紙皿の座標軸のどこに当てはまるか考えながら飲んでみた。どれが一番良いコーヒーなのかは分からなかったが、「酸味が強くこってりした」感じの紫が好きだと思った。


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▲利き比べセット。

それぞれのコーヒーがどのような味わいなのか、知らされないまま飲んでみる。


一通りの見比べたあとに他の人がどのようにそれぞれのコーヒーを感じたかの座標を見せてもらった。それぞれのコーヒーの感想はだいたい固まって示されていた。私が一番好きだと感じた紫のポストイットのコーヒーは「酸味が強くあっさりした」と感じた人が多かった。そのほかにも「苦みが強くあっさりした」と私と全く反対の感想を持った人や、「苦みが強くこってりした」と感じた人もいた。

image.jpegのサムネール画像▲利き比べのグラフ。

違う感じ方をした人もいて感覚って面白いと思った。

 

自分と他人の味覚の違いを好き・嫌いという表現で感じることは日常的にあるが、グラフで視覚的に捉えることはあまりない。グラフにすると微妙な味覚の違いが見えて面白いと思った。主催者の方はコーヒーの利き比べを通して自分と他人との違いを感じてほしかったそう。「他の人と感覚がちがってもいいんだってことを伝えたかったんだ」味覚はそれぞれ異なるので違いを感じるには面白い媒体であると感じた。また味覚を視覚に変化させることで分かりやすく、共有しやすいと感じた。評価や表現の軸を変えることは新たな発見がしやすいので、感じたことを別の表現でアウトプットすることを日常的にもしていこうと思った。

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カテゴリー: マロン 越境レポート

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