MELC(長岡ゼミ)のブログ

Playful Summer Fes. 2014 場を巻き込むプレゼンテーション

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7月19日(土)目黒にあるHUB TOKYOで行われた「Playful Summer Fes.2014  -プレイフルな学びの未来 をつくるー」に参加しました。これは、2013年1月発売された『プレイフル・ラーニング ワークショップの源流と学びの未来』という上田先生と中原先生の対談をまとめた本をベースに、今まさにプレイフル・ラーニングを続けている人を呼んで様々なパフォーマンスを行うというもの。

映画や編集、場づくりやリアルタイムドキュメンテーションなど様々な分野におけるプレイフルな取り組みがプレゼンテーションや寸劇や紙芝居でまとめられていて、聞いててとてもワクワクするようなものばかりでした。今回は、その中でも五月に行われたParty of the future (POF)の主催者であり、上田先生のゼミ生であるGirlsBand4th の皆さんのパフォーマンスを見て感じたことを書いていきたいと思います。

 

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この日の受付やランチタイムの運営を行ってくれていたGirlsBandの皆さん。ランチタイム中、サンドイッチを片手に前回のPOFの思い出話をしたりしながら「今日は何をやるんですか?」と話しかけると、「前回よりかなりレベルアップしたから、楽しみにしててな!」というお返事をいただきました。わくわく!

ランチタイム後、ぞろぞろと会場のイスをお客さんが埋めていきます。私はイスには座らず後ろの方でふらふらとしてました。(実は遅刻してしまったため、場の空気をつかみ切れておらず、ずらっと並ぶ椅子に座るのを躊躇ってしまったのです汗)しばらくして主催の牧村さんのアナウンスが入り、いよいよGirlsBandの出番です!日頃上田先生のもとで実践している「プレイフルな学び」のプレゼンテーションスタート!

 

前回もGirlsBandさんのプレゼンテーションを見て思ったことは、私の知ってるマイクとスライドを使った”プレゼンテーション”とは全然違うということ。

始まりは真っ暗な照明、突然なりだす音楽、GirlsBandさんがステージの上に立ち、音楽に合わせながらダンス(ボディーパーカッション)を踊り始める。何が始まるんだろう?と思ったところで、マイクを持った生徒が代わり代わりにでてきて、工夫の凝らされたスライドやムービーと共に活動の紹介が始まります。

 

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●本気でやること

●まず、やってみること

●一緒にやること

 

プレイフルな学びを経験するために皆さん一緒にやってみましょう!という合図で今度は会場の人皆で立って踊り始めます。みんなで「ぐるぐるぐる」と言いながら回ったり、隣の人とハイタッチしたり。最初は困惑してた会場が、次第に笑い声であふれていくのを感じました。もとから踊ることは好きなので、私もノリノリで踊ってしまいました。ちょっと恥ずかしいけど、それがまたなんか楽しい、そんな感覚です。さっきまで、場に混ざるにはどうしようかな、と考えていたのが嘘のような会場の一体感を感じ、「観客をオーディエンスで終わらせない」プレゼン中に出てきたその言葉を、身を持って体感した瞬間でした。

 

そのとき思い出したのは、私が先日のゼミで夏合宿についての連絡をしたときのこと。計画の段階では色々な人に手伝ってもらいながら盛り上がり、みんなに配布する資料もできるだけプレイフルなものにしたいよね!と話して、制作してもらいました。ですが、いざ配布して説明を始めると、ただの連絡事項になってしまい説明をするだけで、場はしーんと静まりかえった状態。その企画の面白さや魅力を伝えて他のゼミ生を巻き込み一緒に作っていこう、というプレイフルな空間を演出することができなかったのです。


今回のGirlsBandの皆さんが行っていたダンス・ムービー・音楽・スライドなど、プレイフルになれそうな演出をすべて使ってのプレゼンテーションは、場を巻き込み、一緒に作っていこうとする姿勢がたくさんありました。後で話を聞くと、三日前にやっとグループのみんなで納得する曲に出会いそこから練習を始めたことや、なるべく分かりやすい動きを取り入れ「ぐるぐるぐ」「わくわく」など擬音語を使ってダンスが苦手な人のハードルを下げたり、歌詞に沿った動きを入れてみたり、などなど短いダンスの中に沢山の仕掛けがあったそうです。

 

いかに、場を巻き込みプレイフルにしていくのか。

そのヒントを、今回は沢山受け取ることができました!それを実験する場として次の夏合宿に楽しく取り組んで行きたいですWink

 

 

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カテゴリー: みくそん 越境レポート

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