MELC(長岡ゼミ)のブログ

ゴミ拾いだけどゴミ拾いだけじゃない

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7 月6日の日曜日、僕はgreen birdによる神楽坂ゴミ拾い活動に参加した。green birdはゴミ拾いボランティアNPOであり、今回はチーム新宿立ち上げ人でもある乙武洋匡さんを中心にゴミ拾いを行った。

今回のイベントは自分にとって初めての越境活動。一体自分が越境活動を通してどんな事を感じるのだろう。そんなドキドキ感を持ちながらの参加だった。

集合時間の午後1時15分。集合場所の善国寺には多くの人達が活動に参加するため集まっていた。その数およそ30~40人。参加者の人達を見てみると、あっちに子供と一緒に参加するお母さんもいれば、こっちには乙武さんの知り合いの社会人の方、はたまた就活のために参加した!という大学院生の方もいたりして、皆さん年齢も目的も本当にバラバラ。始まる前からある種のカオスな雰囲気が善国寺に漂っていた。

 

そしていよいよゴミ拾い開始!僕たち参加者は支給されたビブスと軍手、ゴミ拾いトングを身につける。若干気持ちも高ぶり、いざ神楽坂に出動!…する前にリーダーの乙武さんから参加者へ一言

「皆さんまじめにゴミ拾いをやらないように。楽しくやりましょう!」

 

実際に神楽坂へ繰り出すと、自然と楽しさを感じる事ができた。というのは僕が多くの時間を他の参加者の人達と歓談していたからだ。(もちろんゴミを拾いながら!)普段は大学の友達、バイト仲間など決まった人間関係の中でしか話す事がなかったため、全く外の人と話すというのはとても新鮮に感じた。1時間程活動したが、ゴミを拾っているというよりも楽しく雑談をするほうがメインだったと思う。

2014-07-06 13.53.20.jpg実際に神楽坂でゴミ拾い。意外とゴミは少なかった。

そしてゴミ拾いが終わってから場所を移して懇親会。この時に乙武さんから今日の主旨について説明があった。この話をgreen bird新宿チームの活動目的は「地域の人達の結びつきを強くする」ということ。自分たちがゴミ拾いを通じて地元の人から外部の人達、若者から高齢者まで色んな人が交流出来る場にしよう。そういった思いで新宿チームは立ち上がったのだそうだ。

2014-07-06 15.06.01.jpgゴミ拾い後の懇親会。参加者全体でフィードバックを行った。

僕は今回も含めてゴミ拾い活動に関してどこか偏ったイメージを持っていた。「ゴミをたくさん拾う➡町もきれいになったし、良い事したから気分良いし、参加してよかった!(完)」のような。しかし今回の活動に参加してそのイメージは大きく変わった。少なくともgreen birdでは活動してそれっきり、ではないということ。その後も続いていくような関係が生まれる場がgreen birdなんだということ。だからこそ、まじめなゴミ拾いではなく楽しくやるゴミ拾い。これが今回一番自分がハッとしたことだ。

最後に、このgreen birdのように色んな立場の人達が自由に気楽に話し合える空間というものが創造的なコラボレーションが生まれる場ということなのかな、と思った。カフェゼミで僕たちが目指す空間というのはこんな感じなんだろうな、ということを学ぶ事が出来た。そう言った意味で今回正しい越境を経験することが出来たと思う。次回はgreen birdの違うチームにいってそのチームの目的の聞いてみたいと思う。

カテゴリー: 越境レポート

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