6/14に「まちライブラリー」というトークイベントに参加してきました。
まちライブラリー(http://opu.is-library.jp)とは小さな本棚がある場所に置いてあり、
そこに置く本は利用者が寄贈してゆく形で増えていくそうです。
そして借りた人はその本に一言添えて返却するという形で、本を通して繋がりが増えます。
私が参加したまちライブラリーはなんとお寺で行われていました。
お寺の中の小さな図書館。神社仏閣と図書館が好きな私にはたまらない空間でした。
まず自己紹介をしてその後に住職さんのお話を聞きました。
まちライブラリーというからには本についてがメインテーマなのかと思いきや、
その日持ち寄った本については自己紹介の時にツールとして使うだけ。
住職さんのお話もとても面白かったのですが、それがメインでもないよう‥
その日に予定されていたすべての企画が終わった後、とても面白いことが起きました。
参加していた人たちがすぐには帰らず、互いに話し始めました。
そのままお寺の地域コミュニティの場としての役割について話し合いました。
どうしたらお寺に来やすくなるのか、寺子屋と言われていたように付き合いの場になるには‥
この話し合いはあくまで、メインテーマとして掲げられていたことではありません。
むしろその場で自然発生的に行われたものでした。
しかし、この時間が参加者の方が1番楽しそうに見えました。
そしてこの時に「目的がなくても来れる場所」という意見があげられました。
目的がなくても行ける場所というのはなかなかありません。
カフェも図書館もリラックスができそうな場所でさえ。
その中の1つになりうるお寺もあります。
オープンな所が意外と少なく、入ってもいいのか微妙な所。
昔は他人の家でさえ、勝手に上がることができたと聞きます。
どこに違いがあるんでしょう?
地域コミュニティが薄れてると思われる今、
まちライブラリーの活動はとても興味深いテーマになりそうです。
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