MELCを卒業して1ヶ月がすぎました。MELCのブログどうやら卒業生でも書いても良いという事だったので書きます。何となく書きたくなったので、書きます。
大学を卒業して一般企業に就職しましたが、就職してしばらくは社会人という肩書きの書き換えや、組織人という新しい環境に慣れず苦労し、悶々とした日々をすごしていました。仕事はまさかのシフト勤務。休みはいつになるのか直前までわからない中、毎日必死に働き、夜遅くに帰り泥のように寝て、また次の日に会社に行く3週間を過ごしていました。正直少しキツかったです。
そんな中、たまたま春休みに応募していたMALLのイベントの日にシフト休を頂くことができ、久々に越境することができました。疲れも溜まっていたので、仕事への影響を考えて欠席しようか一瞬迷いましたが、ただ何となく体が行きたいと言っていたのと、テーマにあった「組織に『まとまり』あるキャリア研修」という言葉がどうも気になるので、ここは「えいや!」と行くことに決めました。
中原先生のブログよりイベント概要
<http://www.nakahara-lab.net/blog/2014/03/post_2198.html>
その日は木曜日だったので、イベント前にゼミにお邪魔してきました。ちょうどその日はgreenz.jpの「ソーシャルデザイン」の読書会。ソーシャルデザインというテーマは、私にとっては今も変わらず興味ある話であり、チャレンジしたいことでもあったので真剣かつ楽しく話せた。久々に帰って来た私にとってのホームの場所。途中で切り上げてイベントに向かったので居たのは少しだけなのだが、楽しく真剣な議論ができてちょっと元気が出ました。
<http://togetter.com/li/660788>
大学を後にしていよいよMALLのイベントへ。過去のブログにもあるように何度かお手伝いはしたことはありますが、参加費を払って参加者としてその場にいるのは初めてでした。しかもテーマは組織開発で興味はあるのですが組織に入りたての新卒とっては実生活からは遠い話ですし、来る方は人事や研修関連の年上の方ばかりでテーマもコミュニティも完全アウェーモードでした。久々におどおどしました。
話を十分に理解できたわけではないので、イベントの内容について詳しくは述べないことにします。参加していた田中潤さんや吉田聡さんがブログを書かれているので、そちらをご参照ください。わからないなりに感想を少し言うなれば、参加者と対話しながら組織を変えることに関する手前、変わる意志づくりや関係性づくりで悩んでいる人は多いのだなと気づけて面白かったです。
田中潤さんのブログ記事
<http://jqut.blog98.fc2.com/blog-entry-1926.html>
吉田聡さんのブログ記事
<http://ringdow.blogspot.jp/2014/04/yahoo.html>
さて、ここからが本題です。今回は休みを犠牲にして久々に越境した中で、自分の興味のある話を議論するうちに気づいたことがあったのでブログを書きたくなりました。
大した気づきではないかもしれませんが、自分にとって興味のある話を議論できる場に意識的に行くことは、むしろ自分をより元気にさせることに気づきました。
仕事は嫌いではないですし楽しくやっていますが、家と仕事の行き来を繰り返すうちにふと不安になったり、思考がネガティブになってしまいがちでした。飲み会でパッとする瞬間も楽しいですが、次の日にはまた元通りで解決には至りません。けれど、体が疲れていても家でも仕事場でもない場にあえて越境することで、家でも仕事でも元気になれます。
越境することで価値観が揺さぶられるとか学べるとかいろいろ思っていましたが、今は純粋に素朴に「元気になれる」という新しい意味を越境に見出だしています。ゼミ活動の中で越境する習慣を身につけられたからこその発見なのかもしれません。家と会社を行き来するだけではなく、たまにふらっと越境することを、今後も続けようと思います。
越境って面白いなと、改めて思いました。みんな越境しようよ。
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