11/23(土)に、イオン津田沼ショッピングセンターさくら公園1階の特設会場で行われたFairTradeAction2013に参加してきた。主催はFairTradeAction実行委員会で、学生が運営している。このイベントは、以前カフェゼミに来てくれた東京経済大学の柴山さんがFacebookで招待してくれたことで知った。柴山さんは学生フェアトレード推進団体 結いから参加していたようだ。みなさんはフェアトレードについてどんな印象を持っているだろうか。私はフェアトレードについて詳しくないが、ゼミの先輩がプレゼンでフェアトレードについて扱ったときに言っていた今現在の状況は、”ダサくて、おしゃれではない”というものだった。今回のイベントは、誰にでもわかるように、もっと多くの人に知ってもらいたいという思いで開催されていることだったので、フェアトレードについて知る良いきっかけだと思った。
▲柴山さん(写真右)はイベントの中心メンバーとして活動していた。この日のために作成したパンフレットを見せながら来場者に説明をしている姿が印象的だった。
中央のパネルは、企画のひとつであったクイズスタンプラリーの問題。小さい子も楽しめる工夫をしている。
ショッピングモールのフードコートと店の商品の間のスペースにブースを出し、模造紙に「フェアトレードとは・・・?」「今の貿易について」など書かれてパーテーションに貼られて展示してあった。スタッフTシャツを着た人に説明をしてもらってり、この日のためにつくったという資料に目を通したりすることは、自分調べただけでは知ることのできなっかたそれぞれの人の思いや、その場に行かないと感じることのできない活動の熱のようなものが伝わってきた。
ブース正面では、チョコレートとコーヒーの試食会をしていた。一見すると、スーパーでも見かける新商品の試食販売。しかし、ここで取り扱っているのは、カカオマスはドミニカ共和国の限定フェアトレード認証カカオ豆を使用したフェアトレードチョコレートと、国際フェアトレードラベル機構の認証を受けたコーヒー豆を使用したフェアトレードブラックコーヒーだった。チョコレートは、味も見た目も良く、コーヒーもおいしく、”ダサさ”は感じられなかった。フェアトレードについて学んでいる、関わっている学生が「まちチョコ」というチョコレートも販売していて、地域の人と共に創る町ごとのオリジナルパッケージのフェアトレードチョコレートだそうだ。パッケージデザインや味もこだわっているという。「チョコレートは私たちにとって身近だし、多くの人にフェアトレードのことや、この活動のことについて知ってもらうためには、伝わりやすく、わかりやすいのではと思っています。」と学生のスタッフの方が説明してくれた。まちチョコという言葉ははじめて耳にしたし、内容も通常の商品開発と違って興味を持った。このチョコレートはおいしいだけではなく、これができるまでの過程とパッケージと味、販売方法までこだわって作られていることがわかり、フェアトレードについて考える良いいっかけになった。
▲300円。このサイズだともしかしたら高めだと思うかもしれない。
しかし、話してくれたことを踏まえると315円をいろんなとらえ方、見方ができるようになった。
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