生々しい話になるが、私は「無報酬」という言葉につい最近までずっとピンと来ていなかった。いつのまにかボランティアや、無報酬の活動を避けている自分がいた。「なぜタダ働きしなきゃいけないんだろう」「趣味や遊びならわかるけど、仕事(に見える活動)で無報酬なんてやってられるか」といった具合に、「無報酬」ということになんだか絶大な嫌悪感を抱いていた。ただのケチな奴と思っていただいて結構であるが、現実、お金が無くては生きていけない。しかし、今年に入り越境をして行く中で、そんな風に無報酬で活動している人を見たり、実際に無報酬で活動してみたりして、私の中での「無報酬」という考え方が変わった。むしろ、いつのまにか...
日常生活において発生する「これ、違うんじゃね!?」という内なる声が叫びだす”違和感”。 違うと思うんだけど、口にだすのはちょっと違う気がするし…空気読んでない気もする。むしろ自分が間違っているかもしれない。こんな時、この内なる声をどう扱っているだろうか?このまま黙って見過ごすのか、それとも「変えた方が良い」と思い、アクションを起こしていくのか。 果たしてどちらが”正しい”のか? 「対話のアトリエ」に参加してこんな問いに直面したように感じる。「対話のアトリエ」とは古瀬ワークショップデザイン事務所のまーぼーさん、青山学院大学大学院のヘル...
「あなたがクリエイティブと言っているものは、ビジネスですか。アートですか。マスターベーションですか。」 これはRMC(リクルートメディアコミュニケーションズ、現在はリクルートコミュニケーションズ)の紫垣 樹郎さん(現在はインサイトコミュニケーションズ代表取締役)の作成されたキャッチコピーである。このキャッチコピー自体が何に対して当てられ、どういう反響を呼んだのかは全く以て知らないが、今日は度々この言葉を思い浮かべる機会があった。 ■内向きのアートはつまらない いま、慶応義塾大学の学生である三原 慧悟監督が『バクレツ!みはら帝国の逆襲‐世界開放宣言‐』というタイトルの自主映画を完成させ上...
カフェゼミ2013第3回、テーマは「私とゼミの関係」について考えるというテーマで開かれました。 ゼミとの関係、、、そもそもゼミって?わかったようなわからないようなものを皆で考えることで自分とゼミの距離を知り、必要があれば関係を再構築しようという趣旨で6月のカフェゼミは行われました。今回はなんと37名もの方たちがが集まりました!長岡研は21名、長岡研じゃない方は16名、ほぼ5:5の人数比になってきました。 ▼ まずは長岡先生のオープニング。外から来た参加者の方々に話を振っていきます。いろんな人が集まるので、それぞれ違ったゼミの環境がある事を知ることができました。研究室に炊飯器がある...
5月30日、長岡研究室では、読書会を行いました。 課題本はダニエル・ピンク著、大前賢一訳「モチベーション3.0」。ちょうど昨年の今頃もこの本を課題本として読書会をしたので、私自身読むのは2度目でした。 長岡研究室では、一ヶ月に一回読書会を行います。長岡研究室の読書会では、いくつかルールがあります。 ・ 課題本はいわゆる専門書ではない。 ・ 輪読形式で行わない ・ 本の要約を話すのではない ・ 批判的に本を読むのではなく、本の前提に乗っかってそこから新しい発見を探る などです。 今回の読書会はがちゃトーク形式で行いました。...