MELC(長岡ゼミ)のブログ

何も知らない、から始まる"語り合い"

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2月1日(金)自画持参という、新しいカタチのワークショップにいってきた。

DSC_0215.JPG毎月第1金曜日19:00〜21:00、市ヶ谷駅近くにある閉店後のcafe KATYで定員12名でざっくばらんに話す会である。自画持参にいくために、予約は必要ない。1000円ワンドリンクでその場にいることができるのだ。(ただし、定員は12名)きのう、わたしは、用事が思っていたより早くおわったのcafe KATYある市ヶ谷駅に向かった。普段から市ヶ谷駅を利用しているからか、ワークショップが行われる場所に向かうまでのでの道のりで感じる”わくわく。どきどき感”はなかったように思える。cafe KATYに着いて、荷物とコートを置いて、開始時間まで時間が少しあったのでリラックスして過ごしていた。そして、ドリンクを注文し、4人テーブルが3つ頼んだ順番に好きな席に座る。ドリンクが揃うと、緩やかに自画持参がはじまったのである。

 

いったい、今日は何について話すのだろう?

初対面の人もいるので、なにをはなそう。。。

テーマについて、うまく話すことは出来るのだろうか?

 

など、頭の中で考えながら、自画持参は進んでいく。テーマは特に決まっていない。最近興味があることを共有しながら、今日のテーマをみんなで決めていく。働く・FACEBOOK・サードプレイス・結婚etc 様々でたが、今回は「別れ」がテーマになった。テーマがきまると、各々2枚ずつ関連したもので話してみたい/聞いてみたいコトを、折り紙に書いていく。その2枚をガチャ玉にいれて、袋に回収して、クエッションボックスの出来上がりだ。そして、自分の名前を書いた折り紙をガチャ玉にいれた、名前ボックスもつくって、自画持参の準備が完了した。

 

《(今回の)形式》

①クエッションボックスから1つガチャ玉をひいて、個人で2分間それについて考える。

②その後、名前ボックスから、そのクエッションについて3分間話すスピーカーを引くのである。

③スピーカーは3分間はそのクエッションについて、話しつづける。

④各テーブルでそのテーマについて10分間はなす。

DSC_0231.JPG

しばし、笑いもおきながら、別れに関する、ー本当の意味での別れはどのタイミングか、ー別れた後に何が生まれる?、ー部活など引退したあとに上手くなるってあるよね?、ー別れの演出について、4つのクエッションについて今回は話した。普段「別れ」について、考えることはあまりない。まして、「別れ」について誰かと共有する機会もあまりない。様々な話がでたが、別れはポジティブに考えであったり、出会いであったり、キヲクがなくなることであったり、考え方は多様であった。あまり、形式っぽい会ではないので、話している内に「別れ」のテーマから逸れることも多々あった。(いいか、わるいか、はわからない)

 

今回の自画持参で感じたことは、肩の力を入れず何気なく集まり、テーマを決め対話する、という空間がとても新鮮に思えた。わたしは、何か”集まり”に参加するとき、自己紹介とともに名刺交換をするという光景をよく見る。自画持参にはこの光景がない。きっとそれはその場に参加している参加者のモチベーションに違いがあるのだと思う。場に来て”語らう”時、相手の氏素性は重要でないと私は感じたのである。相手と深く話すことに重点を置くとき、逆にその氏素性を示すカードが”語らい”を邪魔してしまうのではないか。本質を語らいたい時は、関係性ができつながってしまうカードをださず、語り合うことはとても自由で私には新しく居心地がよかった。習慣的に自分の立ち位置を確認してから話すことが多いから、新鮮に思えたのだろう。時には、そういった自分を代わりに語ってくれるカードを取りさらってて自ら”語り合い”を行うことで、真に思っていることを言い合える場が生まれるのではないか。自画持参はそういった場に、近いのではないかと私は思う。

 

なんとも、不思議な感覚を味わい、もやもやしているので、

また第1金曜日に自画持参にいこうとおもう!

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カテゴリー: いまいちゃん

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