11月11日に池袋にあるみらい館大明で行われた、おとな大学の第10回異学種交流会へ参加してきました。
*おとな大学
http://www.otonadaigaku.com/Otonadaigaku.html
*異学種交流会
http://www.otonadaigaku.com/event4.html
この異学種交流会は、豊島区、NPOいけぶくろ大明、NPO NEWVERYによりつくられたおとな大学のゼミのひとつとして、「出会いが人生を加速させる。」をテーマに学生のために開かれているものです。
当日のタイムラインは簡単に表すと
15:00~ アイスブレイク (全体で名前を覚えるゲーム)
16:00~ グループワーク (3~5人で他己紹介)
17:00~ Free Discussion (全体)
という流れで、本当にあっという間の3時間でした。
この日のなかで私が一番印象に残っているのは、やはりラストのフリーディスカッションの場面です。
その名の通り、グループワークのときに考え出した「フリー」なお題で全員でディスカッションを行いました。
その中で、
「今の生活(大学などの環境)に満足していますか」
「なぜ今日ココに来たのですか」
というテーマが出てきました。
前者の問いに対しては、 「大学という学校では、特に何を学んでいるかわからず満足はできていない」 というような意見が多くでて、私も初めは共感していました。しかし自分の状況をよく考えてみると、そんなことないのかもしれません。
なんでも挑戦できる大学生という価値を与えてくれる大学
きっかけを与えてくれる研究室というコミュニティのある大学
という存在に私は、今、もしかしたら満足しているのかもなと初めて感じました。
そして後者に対しては、 「就活をする中で、自分はこのままでいいのかと考え直し、自分の前に敷かれているレールを変えたくて色々な人の話をききたかった。」 という意見がでたのが、印象的でした。
私は最近になって、研究室(ゼミ)に入り、越境することの楽しさを知り、もっといろんな人や考え方に触れたいと思うようになりました。たぶんひとりでは、そんなことを考えていなかったと思います。
しかし私と同じような思いに、自分自身で気づいて、自ら行動を起こしている人たちが身近にいることに気づかされ、純粋にすごいなと思うと同時に、それをすごいと思っている自分にも少し驚きました。
今まで、自分はどうなんだろう?と考えることが少なすぎたのかもしれません。
でもこういう見知らぬ人との交流の場だからこそ、「あれ、自分はそう思っていたのか」「自分はこうだったんだ」という発見があったことがおもしろかったです。
越境するたびに、いろいろな人や考えに出会える。
でも同時に、自分の新しい思いにも出会えるんだなと感じた一日でした。
おとな大学の実行委員のみなさん、参加者のみなさん、ありがとうございました。
上手く言えないのですが、私には今回の交流会全体がずっとアイスブレイクのように感じました。
楽しかっただけでなく、とにかく相手を知るための、自分を知ってもらうためのきっかけを作ろうとしていた3時間でした。
ここで得たきっかけから、自分で動きだすことで「人生を加速させる」ことができるようにしたいなと思います。
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