MELC(長岡ゼミ)のブログ

入ゼミのススメ。

| コメント()

 

第1回目の合同説明会で、入ゼミ生のリアクションで多かったものベスト3。

第1位「このゼミ、何やってるゼミですか?」

第2位「なんだかすごそうな人ばっかりですね、難しそう・・・。」

第3位「先生の経営学総論が面白かったので、興味あります!」

 

IMG_8305.jpg

第1位は、それぞれのゼミ生が手元のファイルを使って説明したり、スライドショーで雰囲気を見せていたと思う。第2位に対しては、私は決まってこう言う。「別にすごい人の集まりでもないし、やっていることが小難しいわけでもない。確かに、活動的な人の集まりみたいに聞こえるかもしれないけど、ゼミに入るとき、これがやりたい!って思って入った人は、誰もいないと思うよ。」

 

こんなことを話すうちに、「自分がゼミを選ぶとき、どんな気持ちだったのか?」「実際に入って1年半、自分の中で何が変わったのか?」この2点を入ゼミ生に伝える必要があると感じた。これから綴ることは、大学1年生のときの当時の自分を振り返りつつ、素直に伝えたい一個人のメッセージだと思って貰えれば、幸いである。

 

長岡研究室に入ってから1年半。

結論から言ってしまうと、大きく3つの変化があった。

①   価値観が変わった。

②   行動力が身に付いた。

③   大学生活で誇れるものができた。

 

 まず、①について。私は、大学1年次から経営学部学術ゼミナール委員会に所属しており、全体のゼミをまとめるような活動をしていたり、先輩たちが当たり前のように自分たちのゼミの話をしていたから、なんとなく「ゼミ」というもののイメージが自分の中で出来上がっていた。サークルの延長線上みたいに強い友情で結ばれたような雰囲気のゼミ、同じ興味関心の下、似たような人が集まった雰囲気のゼミ、とにかく課題が多くて忙しい雰囲気のゼミ。60以上のゼミがあるけれど、大多数はこの3つの雰囲気に分類されるんだろうなぁ、なんて思っていた。そんな中で、自分がゼミを選ぶときの基準は、「SAを考慮してくれて、先輩が面白そうに自分のゼミを話している」であった。なんとなく会計系は苦手だったので、それ以外で見ていて、1つに絞って春に受けることを決めていたのがちょうど2年前。今考えてみれば「ここじゃなきゃ嫌だ!」っていう深い理由はなかったし、どこに入っても然程自分の大学生活は変わらない、なんて思っていた。でも、春のゼミ説明会で、先生のひと際目を引くプレゼンを聞いたとき、「面白そう!」と一瞬で心が動いた。第1期生だから不安だったし、正直ゼミのテーマなんて分からなかったけど、自分の直感を信じた。その結果、今まで自分がイメージしていた「ゼミ」が、良い意味でぶち壊され、自分の大学生活が180度変わった。従来の「ゼミ」はちょっと狭い教室で講義、ゼミ生でディスカッション、課題図書の輪読・論文が中心だけど、うちのゼミは違う。講義ではなく対話やワークショップ中心、カフェでゼミをやったり、他学部・他大学の学生や社会人と一緒に学ぶ。ITをツールとして積極的に使って、社会に向けて情報発信をする。最初は戸惑うことが多かったけれど、新しいことに常にチャレンジする楽しさを知って、大学での過ごし方が大きく変わった。

 

次に、②について。わたしは小学校から高校卒業まで、ある程度のレールがあって、確実に先の見える先頭車両に乗った人生を歩んで来た。だから、知らず知らずのうちに、問題は与えられるものだと思っていたし、それに答えるのが習慣になっていた。わからなかったら、考えるフリして黙るのは当たり前、意見ではなくて感想を喋る。誰かの後押しがないと、行動できない。失敗のなさそうな安全な道を選ぶ。とりあえず計画することに時間を割く、そんなタイプの人間だった。でも、研究室に入って、越境活動をはじめてから、本当に多くの魅力的な人に出会い、自分の価値観や準拠枠が変わった。「世の中にはこんなに面白い人がいるんだ、もっと面白い人に出会いたい!」「自分自身も魅力的になって、会いたい!と思われる人になりたい!」自分の内部から湧き上がる思いが、自発的な行動に実を結んだ。とにかく動くしかない!と。いろんな場所に足を運び、様々な経験をすることで自分の興味・関心が明確になり、その結果、自分の頭で考えて、自らアクションを起こして、経験を意味付けて人に伝える、ということができるようになった。先のレールは見えないけれど、自分でレールを敷いて、道を切り拓いていく楽しさを知った。計画していても、先はどうなるかなんてわからない21世紀。その中で社会をより良くするために、従来の綿密に計画をし、問題を解決しようとする姿勢ではなく、直感と好奇心で動ける行動者であり、問題を発見し、世に問う、ソーシャルなマインドを持つという姿勢が重要だと学んだ。

 

では、③について。言葉通り、長岡研究室に入って、ゼミ生と出会って大学生活で誇れるものができた。今までは、だだっ広い大学に自分の居場所を感じたことはなかったけど、研究室が自由に使えて、毎週のゼミの時間は「ホーム」のような存在で、物質的にも精神的にも「居場所」を見つけた。人との出会いが、財産になった。経験が、自分の自信になった。

 

4年間なんて、あっという間だ。限られた時間の中で、自分は何を大事にしていきたいかは、人それぞれだと思う。「学生のうちに学生だからこそできることをやりたい」ってよく聞くけれど、それでやってる事って、旅行したり遊んだりお酒飲んで騒いだりがほとんど。全部オトナになっても出来る、というよりも、オトナになってからの方がよっぽど楽しいのでは?学生だからこそできることっていうのは、私は、思いっきり勉強したり、たくさん失敗して成長できる環境で、どんどん新しいことにチャレンジしていくことだと思う。

 

 最後に、ちょっとでも長岡研に興味のある入ゼミ生へ。

好きな事をひたすら勉強できる贅沢、面白い人たちとコラボレーションしていく楽しさを、長岡研究室で一緒に満喫しませんか?ゼミ生一同、心よりお待ちしております!!!

209_large.jpeg


 

カテゴリー: まこ ゼミ活動 入ゼミ情報

コメント

What's New

twitter