MELC(長岡ゼミ)のブログ

もっと、周りに目を向ける

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長岡研究室で4カ月間活動してきたが、ここではいつも色々な発見があり、とても新鮮だと思った。中でも

「目的を持ち、それに向かって行動する」のではなく、

「直感と好奇心で越境する→振り返る」というスタイルは、長岡研究室にいなかったら体験することはなかっただろう。はたしてそこへ行く意味はあるのか、自分のためになるのかどうか考えずにまず行動してみるからこそ、予想外の出会いや発見があった。4ヶ月間、この活動スタイルを通して行った越境先で、私はガチガチに固まっていた自分の頭が、本当に少しずつであるが、ほぐされつつあるのを感じた。

 

中でもその実感が大きくこの先もこれをやって行きたいと思ったのは、インプロヴィゼーション=即興である。

インプロとは インプロジャパンHP

http://www.improjapan.co.jp/

 

初めてインプロに触れたのは6月の根岸哲史さんによるワークショップでのことだ。誘われたからと何となく参加してみたが、ワークショップの大部分を占めるインプロ・ゲームという、即興で与えられた課題をこなすエッセンスが含まれるゲームを体験しているうちに、日常生活においても大切なことがあると思うようになった。

インプロの大前提は、相手の行動、発言のアイディアを受け入れ、その場で思いついた自分のアイディアを上乗せしていく「イエス・アンド」の意識だ。全てを受け入れるというルールであるから、普段なら気にも留めないで流してしまうようなことにも向き合わなければならない。全て自分の計画通り、予想通りという風には絶対にならないのである。

この予想外の出来事の連続が、最大の魅力だと考えている。私は今まで思い通りにものを進めることに固執するあまり、無意識に本来の目的と違うものを頭の中で排除していた。(ガチガチだった、ということである。)しかしそれだと新しい発見ができる可能性を自分で狭めていることになるのだろう。だから、これからは日常においても他者からの働きかけ、提案をもっと大事にしていきたい。

まずは受け入れてみるということ。少し、長岡研究室のスタイルに似ているところがあるかなと思う。

 

長岡研究室の話に戻る。

ゼミ活動や越境した後に振り返り、自分のしたことを意味づける作業。ブログやtwitterなど世間に公開されるメディアでの振り返りは、文章力がない私にとっては多少悩ましいことであるが、その場で考えたことや振り返りをすぐに文章化し、周りに発信できるようになるということを、今後の課題の1つとして設定する。

あとは、色々なことに目をむけてみること、そしてせっかく出会ったインプロを、もっと深く勉強することが、今私にできる次の一歩だと思う。だんだんと自分のやりたいことが見えて来たので、後期はもっと充実した越境ができるはずだと期待している。

 

 

 

カテゴリー: ゼミ活動

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