MELC(長岡ゼミ)のブログ

私のSPYSEE

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今、私は高知県土佐清水市にいる。高知駅から約3時間、東京からだと軽く6時間はかかるところだ。静かな土地で1人の時間が多く、前期の振り返りをする絶好の機会かもしれない。

前期から私を始め4年生は、自分の研究活動を本格的に始めた。私が選んだテーマは「場のデザイン」

3年次からの越境を通して単純に「場」に興味を持ったのだ。特に「場」はどこにも存在し、例えば、居心地よく感じる場/悪く感じる場/何かひらめきそうな場/癒される場...など、内的な心情にも反映する所に惹かれている。「場」とは、【ある一定の空間。特に、人が集まっている所。】とwikipediaにもあるように、まさに空間+人が作り上げるところなのだ。

私はこの2つの要素がどう作用し、内的な心情の変化に繋がるのかを知りたいと思った。

5月から【まち塾】というプロジェクトにコミットさせてもらっている。

 

まち塾のサムネール画像

何回かブログにもアップしているが、まち塾とは磯井純充さんが主催されている【まち塾@まちライブラリーを通じて多くのまちの元気人を発見し、元気な人のネットワークを作成。「本」を持ち寄り、メッセージを付けて、交換し合う中で人との縁を紡いでいく「まちライブラリー」と、まちを「マクロ」に見るのでははなく、身近な個人の魅力に「ミクロ」な視点から注目してまちを考えていく会」】だ。

まち塾facebook:https://www.facebook.com/machijyuku

私はまち塾が好きである。毎回違う場所で知らない人と知り合いゲストスピーカーや持ち寄った本を共有する。今までいったワークショップには無い心地よさと新しい発見があるからだ。私はここ2ヶ月で以下のまち塾に参加した。

 

・4月25日 入谷plus cafeでゲストハウスtocoを営む本間貴裕さんのお話を聞いた会(ブログ/森崎由貴

 

・6月2日 四谷三丁目にあるお岩稲荷として有名な陽運寺で副住職さんのお話を聞いた会(フォトレポート/小林理恵子さん

・6月5日 二子玉川のシェアオフィスで行われた早稲田大学教授友成先生のお話を聞く会

・6月13日 西小山のカフェSLOWで行われた東京キャンプを手がける岩崎雅美さんのお話を聞く会

東京キャンプHP(http://www.tokyocamp.jp/

東京キャンプfacebook(https://www.facebook.com/tokyocamp.jp

・6月27日 山梨県甲府市で春光堂という本屋さんを営んでいる宮川大輔さんのお話を聞いた会

 

この約3ヶ月の間に多くの人と出会った。タイトルにあるSPYSEEとは簡単に言うとweb上で人と人との関係が見えるサービスだ。(SPYSEE)前期の最初にこの3ヶ月の期間で何人の人と関わり繋がれるかを話し、私は何も考えず30人と答えた。簡単なようでそう簡単にはいかないのが現実だ。なぜなら、私が一方的に知っているだけではこのSPYSEEは意味をなさない。双方向的にお互いを認知していなければならないのだ。そのためには人と深く関わり、また人と関わらなくてはいけない。

前期では、正直30人には到達できなかった気がする。それでも私は多くの人に出会え、たくさんの発見をし、【まち塾】の参加者と関わることでさらに【まち塾】の良さを知り、磯井さんの想いを知った。このまち塾は本が媒体となり新たな人と関わりを築いている【場】であり、人との繋がりが【場】自体を形成しているのではないかと、私は考えるようになった。

でもそれだけでは足りないのだ。後期は先をいく新たな一歩が必要だと感じる。もっとこのプロジェクトにコミットする必要があり、この【まち塾】への理解度を高め、磯井さんのこれからの想いを知りたい。前期では参加者の立場が多かったが後期は運営側に回り内部から【アカデミックで文化的、また社会的な交流が行われる場】について研究しようと思う。

後期の私のするべきことはプロジェクトにもっとコミットすること/ブログを挙げること/本を読み知識を着けることだ。大学4年後期という時期に集大成として自分の納得した研究発表ができるようにしっかり活動して行く。

 

カテゴリー: ゆき ゼミ活動

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