1月12日、大学の暦上は本年度最後のゼミになりますが、私たちMELC（長岡ゼミ；Management Ethnographers' Learning Community）にとっては、2012年の始まりのゼミになります。スタートは「企画発表」「ワールカフェ」「カフェゼミ」という３つの活動をひとつの時間に組み込んだ「場の実験」です。

昨年5月のゼミ発足以来、8ヶ月間の出会いと経験を経て、ゼミ生たちはようやく自分の活動テーマを語ろうとする段階にたどり着きました。そして、自分自身の関心と興味を探りながら、いよいよ活動プロジェクトに取り組むときをむかえつつあります。もちろん、まだまだ未熟な「若きイノベーターたち」ではありますが、「世に問う」という気持ちをしっかりともち、次の段階へとチャレンジしていきます。

ただし、従来どおりの「企画発表会」はやっぱりピンときません。Casual & Sylish Learning を追求しているMELCにとって、話し手と聞き手の間に境界線をひくことになる「発表会」は相応しいものではありません。むしろ、誰でもが話し手であり、聞き手でもある「ワールドカフェ」のようなかたちが、私たちらしいように思われます。もちろん、「ワールドカフェで企画発表」というのがどんなものか、私にもわかりません。もしかしたら、大失敗に終わるかもしれません。でもまずは、「実験するきもち」でチャレンジしてみます。

また、昨年の暮れに気づいたことですが、私たちMELCにとっては、街全体がキャンパスです。緑も少なくて、広いスペースもなく、人が忙しく動いている東京。でも、街には、心地よいカフェがあります。Wi-Fiもとんでいるし、多士済々を間近に見ることだってできます。だから、狭い学校空間に留まる必要はないと、私たちは考えます。そこで、またまた CAFE KATY さんにお願いして、「カフェゼミ」を行うことにしました。

【日時】2012年1月12日（木） 15：30- 17：30
【場所】CAFE KATY
( http://ja-jp.facebook.com/pages/CAFE-KATY/260901317285405 )

学校の中に留まることなく、街の中に快適な学習空間を探し、MELC流にアレンジしていこう、今年はそんな気持ちで活動していきます。