12月3日(土)ゲーミフィケーションのワークショップに参加してきました。
まずはじめにゲーミフィケーションってなんだろうって思いました。僕にとってはゲーミフィケーションという言葉は初めてでした。ゲームを使ってコミュニケーションを取ることかなーとかその逆でコミュニケーションを取るためにゲームを作るのかなーとか思っていました。セミナーが始まって主催者の方が、ゲーミフィケーションという言葉聞いたことある人手を挙げてと言われて、会場で手を挙げられなかったのは僕だけでした。こんな感じで世間的には有名な言葉らしいです。実際に企業でマーケティングや企画戦略を担当している人にとっては当たり前の言葉だそうです。だから、はじめ場違いなところに来てしまったのではないかって思いました。だって、今流行っているDSやPSPすら持っていないし、ゲームにもあまり興味はない。周りを見てみると、全部で20名程度いたのですが、学生は僕を含め3人程度で、他の学生はいかにもゲームが好きそうな方たちでしたし….
さて、本題に入りますが、ゲーミフィケーションとはゲームの世界のデザインを現実の世界のマーケティング方法に当てはめて考えてしまおうというものです。日本で考えられるゲーミフィケーションには次のようなものがありました。例えば、ガリガリ君のあたり棒の仕組みです。誰もがガリガリ君を食べたら当たっているかを確認しますよね。買う前から当たっているのではないかという期待感が生まれて無駄にワクワクします。しかも、購入前に手に取る時なんてこれが当たってそうとかいう意味分からない自信が湧いてきたりもします。ちなみに僕は当たったことがありません。本当に当たり棒なんてあるのかと思ってしまいます。他には、スーパーやパン屋さんのポイントカードです。私も確かにポイントを貯めるためにわざとポイントカードが使えるお店に行くことがあります。ポイントが付くとなぜかわからないけど得した気持ちになり、ポイントカードを忘れたときには損した気持ちになります。これは私がケチであることにも原因はあるのかもしれませんが........笑。ただ、私の場合、多くはポイントが溜まり終わる前にカードをなくしてしまっていました。ゲームってこんな風にわけわからない気持ちを抱く不思議なものだと思います。
ゲーミフィケーション(げーみふぃけーしょん)
「ゲーム化」と訳される。最近、インターネット通販のマーケティング手法として使われている。例えば「レベルアップ」という手法は、ロールプレイングゲームを模した方法で、購入実績に応じて利用者のレベルを上げ、各レベルに応じたポイント付与率を適用するというものである。「アチーブメント」は、設定条件をクリアすると褒賞を与えるというもの。「カウントダウン」は一定の時間内に購入することを促すものである。これらは、ゲームの中では普通の手法であり、それをマーケティング手法に取り入れて、消費者のゲーム意識を刺激して、商品の購入促進に結びつけようとしている。重要なのは、「いかにして達成感を楽しんでもらうか」ということなのである。
[ 新語探検 著者:亀井肇 / 提供:JapanKnowledge]
今回のゲーミフィケーションワークショップは3部構成で行われました。
一部:ゲーミフィケーションとその周辺理論
二部:ゲーミフィケーション×マーケティング
三部:ゲーミフィケーション×ワークプレイスラーニング
正直これだけ見ても私はピンときませんでした。何をやるかが不明でワクワクする反面、緊張していたのも事実です。だってグループワークするのにも初心者は僕だけでしたから、役に立つのかなって思っていました。
第一部はゲーミフィケーションについての講義です。
第二部、三部は、ゲーミフィケーションを使ってそれぞれ課題を解決するワークショップでした。二部は右肩下がりのコンビニをどう立て直すか、三部は業績の下降している会社をどう立て直すか、これを3、4人のグループで30分間それぞれ企画立案し、そのあと発表しました。私のチームは結果から言うと、5チーム中2位でした。チームの方達は、とある有名なWEB会社のN社で企画をやっている方々でした。そのこともあってか、ブレインストーミングの段階でこれでもかってくらい次々といろんな案が出てきました。あぁこれをブレインストーミングというのかと感心させられっぱなし。こんなに頭の回転力がいい人に会ったのは初めてかもしれません。それと同時に自分のバカさに改めて気づきました。ですが、そんな僕の意見も取り入れて企画を三人で作っていったのですが、ほんとにこんな意見を入れてもいいのかなと内心思っていました。ただ結果が2位だったので悪くはなかったのかなと思います。採点方法ですが、全員の投票で決めました。僕のチームはBチームです。
今考えると僕たちのグループワークは上手くいったといえるのかもしれません。コミュニケーションを勉強しているゼミにいるのだから当たり前だと思うかもしれませんが行動はすぐに伴ってきません。今回は相手を尊重するというコミュニケーションを取るうえで重要ことが自然にできていたのだと思います。できていたというより、そのように僕が誘導されたのかもしれません。僕からしたらN社の方たちの発想は面白ろかったので、それだけでも十分なんじゃないかなって思いました。でも、彼らは彼らの発想と僕の発想をうまくミックスさせてより面白い企画にしてくれました。これによって、私も参加しているという満足感が得られて楽しいワークショップになりました。今後僕がファシリテーターになってワークショップをするときやグループわークをするとき、同じグループの人に今回僕が感じたような気持ちになってもらえたらいいなと思います。
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