「読書会」と「がちゃトーク」と「カフェゼミ」という3つの要素をひとつの時間に組み込んだ「場の実験」、それが、MELC(長岡ゼミ;Management Ethnographers' Learning Community)の2011年を締めくくる活動です。
【日時】12月22日(木) 15:30- 17:00
【場所】Cafe KATY
今年4月の発足以来、MELCでは何となく「読書会」を避けてきました。「従来的」という言葉が否定的な意味あいをもつMELCの中には、「読書会」のないゼミ活動を展開することで、自分たちの新しさを示そうという気負いがあったような気がします。
そんな雰囲気がなくなったのは、11月、「未熟なイノベーター達」が越境を始めた頃からだと思います。「そろそろ、本でも読もうか」、そんな気分になったとき、最初に読むべき本として真っ先に浮かんだのが『プレイフル・シンキング』です。この本をみんなで持ち寄り、Casual & Stylish な読書会をひらきます。
そして、そのための仕掛けが「がちゃトーク」です。これは、慶應義塾大学・加藤文俊先生と私が始めた「自画持参」というプロジェクトの中で開発した、通常の「対話」とも違い、「プレゼンテーション」とも違った、「トークセッション」の新しいスタイルです。明日は、「がちゃトーク」での読書会という初めての試みにチャレンジします。
加藤文俊研究室 http://fklab.net/
「自画持参」 http://jigajisan.net/
さらに、いつもながらの計画性のない思いつきなのですが、「カフェゼミ」にもチャレンジしてみることにしました。ただ正直なところ「カフェゼミ」とは何かがよくわかっていません。つい最近、関西の大学の先生と話をしているときに「カフェゼミ」という言葉を聞いたのがきっかけです。おそらく「カフェでゼミをやる」ということなのだと思いますが、「カフェゼミ」というボキャブラリーが認知されているのなら(私は知りませんでしたが)、そこには何かそれなりの意味があるのだろうと推測されます。であれば、その「何か」を実体験してみようと思い、急遽、キャンパス近くの Cafe KATY さんにお願いし、やってみることにしました。
Cafe KATY http://ja-jp.facebook.com/pages/CAFE-KATY/260901317285405
いつもと違う場所で、いつもと違う活動を、いつもと違うやり方で、やってみる。ただし、ブリコラージュ的な「素人っぽさ」だけはいつも通りに、MELCの2011年を締めくくります。
コメント