長岡研究室で開発中のコミュニケーションゲーム「十人十色ゲーム」の新たなバージョンをつくります。オリジナルバージョンは「食べ物」に関する話題を取り上げていましたが、今回は「法政大学編」の制作にチャレンジします。
【日時】 12月15日(木) 15:30 – 17:30
【場所】 法政大学 市谷キャンパス 外濠校舎301
「十人十色ゲーム」http://www.10nin10iro.net/
さて、今回のキーワードは「つくる」と「実験」です。
先週の「語りのブリコラージュ」でも話題になりましたが、「楽しいハードワーク」に身を委ねるのとは違ったスタンスで「参加型の場」を構成していく試みとして、今回は、参加者に新たなゲームを「つくる」という体験をしてもらおうと思っています。
そしてもう一つ、重要なのが「実験」するというマインドです。「うまくいくかもしれないし、失敗するかもしれない」という気持ちがなくなった状態で活動に参加しても、それは本当の意味で創造的な活動とは言えないような気がします。今回は、失敗を覚悟でチャレンジするような場をつくってみたいと思います。
題材とするのは「十人十色ゲーム」。実験マインドをもって、オリジナルの「十人十色ゲーム」をくずしていき、その場で新たなバーションをつくる。それを2時間ほどでやってみます。
15:30 – 16:00 オリジナル「十人十色ゲーム」を体験する
16:00 – 16:45 「十人十色ゲーム」の【法政大学編】をつくる
16:45 – 17:15 つくったゲームをやってみる
17:15 – 17:30 「つくる」と「実験」についてのリフレクション
先日、同志社女子大の上田信行先生、東京大学の中原淳先生たちが「ユーザー参加型のインタラクション設計」の試みとして、新たなスタイルのワークショップを開催されました。
http://www.nakahara-lab.net/blog/2011/12/unconference.html
私自身はこのワークショップにコミットしていないので、はっきりしたことは言えませんが、固定化してしまった「参加型○○」の意味を問い直そうとしているのだと、私は理解しています。
今回、MELCがチャレンジする活動も、その心意気は同じです。もちろん、スタイルも異なり、スケールも比べ物にはなりませんが、MELC流のブリコラっぽいやり方で、ゆるーいプチ体験を味わいつつ、「つくる」と「実験」の可能性を探ってみます。
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